お参りのあとのお楽しみ

門前町である ＜おはらい町＞の中にある＜おかげ横丁＞でひとやすみと腹ごしらえ。
突然の雨にうろたえつつ。（傘、持ってないのにかなりザーザー雨...；；。）

＊伊勢肉入りコロッケ

＜豚捨＞（すごい名前！）という伊勢肉専門店の店内で、このコロッケ、メンチ、（ミニ）串カツなど食べられるように一畳ほどの腰掛け場所がありました。（食べ歩きできるようにこのように袋状の紙つきですが。）
ソースも用意されていて、セルフでかけて、いただきます！
優しくジューシーなお肉屋さんのおいしいコロッケ。
伊勢肉ならでは！な美味しさ、っていうのははっきり判別できませんでしたが.....気分気分。笑
他のも食べたいのはやまやま（店内に居合わせた家族連れのみなさんは、次はコレ、というように伊勢肉を堪能なされていたのです。）だけど、時間的な問題（駅へのバスは本数が異様に少ない。）もあったので、先を急ぎます。

＊赤福

赤福本店にも、まさか自分が来るとは思ってもみませんでした。
関西〜名古屋方面に行った時に新幹線のホームで買うおなじみな赤福。
一つずつ手作りしているその場所は、旅番組でちらりと見たことがあるだけでした。
そのあと、＜クウネル＞での特集で読んだり見たり。
先を急いでいるので買うだけにしよう、と思ってたんだけど、お店の若い女店員さんがたの柔らかな「いらっしゃいませ」に、すううっと吸い込まれるように、店内でひと休み、となったのでした。（有名店だし、込んでいるのに偉そうな感じとかせわしない感じとかちっともしなかったのはいいな。）

ほうじ茶といっしょに。
おなかも気持ちもふううっとふんわり。

＊版画館

おかげ横丁には小さな小さな美術館もありました。
山口誓子俳句館＆徳力富吉郎版画館。
赤福に添えられている＜伊勢だより＞。
その日の伊勢を伝える文章と絵。
絵は京都在住だった木版画家 徳力富吉郎 氏のもの。
館内には今までの伊勢だよりに使われた版画のポストカードもたくさんあって、いろいろ迷ったけどこういうのを買いました。
季節を感じるこれらを。
誰に便りを出そうかな。

＊伊勢うどん

伊勢に来たからには食べなくては！と思っていたのは伊勢うどん。
駅近くのお店で、と思っていたのですが、おかげ横丁にもあり、雨もまだ降り続いていたので雨宿りがてら＜ふくすけ＞というお店で食べました。
たまり醤油がかけられたうどんは、見た目しょっぱそうでしたが、食べてみるとほどよい味でした。
うどん自体は茹で時間が長いらしい...ということもあって、ぽわんんっとした感じ。柔らかかったです。
讃岐うどんとは対極にあるような伊勢うどん。
うどんの（かたさの）好みは讃岐うどん派だけど、これはこれで何か気になります。
他のお店のも食べ比べたいなあ。