てがみの本〜その1
寒くなってくると、てがみが書きたくなる私です。
しんとした気持ちをそっと封筒にしまう、
そしてそれが伝えたい誰か、の手のひらでほどかれる、
そんな場面を思い浮かべる今、です。
みなさんはどうなのかな....。
- 作者: 工藤ノリコ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2009/09/01
- メディア: 単行本
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実は工藤ノリコさんの大ファンです。
とにかく絵が好き。
どひゃーっとしたおもしろさと ほんのりしたかわいらしさの混ぜこぜかげんが
わたし好み、なのです。
さて内容は...。
友だちどうしのお手紙のやりとりを集めたものです。
読んだあとに、だれかに手紙が書きたくなるような、気持ちがあったかくなる本です。
見開き片方のページには書いているコの様子、もう片方に直筆?!のその手紙。
消印とか切手とかコラージュされてて、それがその内容にちゃんと合わせてて、
ひとつひとつ見てく楽しみもあります。
- 作者: 片山令子,片山健
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2006/11/10
- メディア: ハードカバー
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片山令子さんと片山健さんご夫妻のコンビ。
令子さんの詩的な文章、健さんの素朴なかわいらしい絵、が大好き。
で、内容は....。
寒い冬の日、ひろこさんは、森の友だちに手紙を書きます。
りす、とかげ、ことり、のうさぎ、そしてもみの木に。
手紙を書く楽しさと、はるを待つ喜びがいっぱいの本です。
もみの木にいろんなてがみがいっぱいつけられたその姿は、
さながら森の大きなクリスマスツリー。
思い浮かべるだけで胸の奥がぽわんとします。