そこにいる誰か

jubisapo-chiro2005-07-17


ここ1週間、ひきこもりモードで仕事やいろんなもののかたづけをしています。
そしてイラストレーターという自分の仕事について考えています。
自分ができることが誰かの役に立つということ。
<誰か>を意識して絵(や書き文字)を描くこと。
このことが私にとって一番だな、と確認しました。



<Olive>のアートディレクターだった新谷さんが<イラストレーション>誌で以前、「イラストレーターは職人。」って言っていたのを思い出す。
ファインアートと違うところはそこ。
基本的にイラストレーションは依頼主からの依頼内容がまずあって、それを絵にするのが仕事。
絵で答える問題を解いている仕事。
ただそれをどんな絵で表すかはそれぞれのイラストレーターの個性。
その2つをどちらも忘れないようにしていかなければ。
だから今の世界に関心を持ちつつもふりまわされない自分でいなければ。



そう思いながら、本やオレ雑誌(スクラップブック)やネットのブックマークとかをばっさばっさと片づけています。
情報の波の中で変な不安感におぼれかけていたのですが、自分の<好き>が純度を増してくっきりしてきて、清々しい気分です。
自分の答、自分だけの答が自信をもって描けそうです。



というわけで、今日も<好き>なジュビロのサッカーを応援に行ってきます。